[Book]神様のパズル

表紙は、ノベル文庫ばりの親しみ易さがあるが、中身はかんなり理系な小説。
「宇宙の作り方」を軸に展開する学園ドラマ。
相対性理論、量子力学、プランク定数、質量、光子、陽電子、エネルギー保存の法則、ファラデーの法則etc..
と、よくもまあ、これだけ理系な単語が出で来るもんだと感心するような小説です。
(”イチゴスティッキー”もよく登場するが:-D)
でも、そんな理系アレルギーでなければ、突っ込んで理解しようとしなければ、十二分に楽しめる一冊である事は確か。
理系な大学生には読んで欲しいですね。
映画化も決定している様ですが、たぶん小説のほうが面白い。
とにかく、ひと味違った小説です。お勧め!;-)

[Movie]ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コードみてきましたっすよ。
どっかの映画祭で酷評だったみたいですが、確かに原作を知らないと意味がわかりづらい映画だった。
でも、ヌーヴル美術館のビラミットを始めとする豪華な映像は、小説を読んだときの補足として大いに楽しめたと思う。
まずは、小説が先ですな。:roll:

[Book]ウェブ進化論

会社の方からの課題図書です。
結構話題にも上っているので、丁度良い機会と勉強のつもりで読んでみました。
KeyWordはこんなんかんじ

IT業界の3大潮流  ×  3大法則
・チーム革命     ・神の視点
・インターネット   ・新しい経済圏
・オープンソース   ・≒無限大×≒ゼロ=Something

ネットのあちら側とこちら側

今後ITは大規模な構築ステージが30年続く

ロングテール

Google,eBay,Amazon,はてな等の事例が沢山出されており、説得力のある内容になっているかと思います。
著者としては、日本もシリコンバレーみたいにオープンソースやマス・コラボレーションを活用するなりして、今後の主要潮流となるであろうインターネットのあちら側に進出するような人材や企業が沢山出る事を期待されている様です。

ここからは自分なりの考え>

ネットを通じてお金を儲けようとする事ITを通じてお金を儲けることは、過去では別のカテゴリとして切り分けられた物が、だんだんとその境界が薄まるのかなと感じます。

ネットのあちら側からこちら側へのサービスとして、ASPを例にとっても、その幅はグループウェアに留まらず、財務会計やビル管理システムまで広がりを見せています。
他にも、セールスフォースのように、共通基盤を開示することで、ネットのあちら側のOS的存在を狙うサービスプロバイダも台頭してきております。
(API公開もそういうノリですよね)

今後ユーザは、ASP vs パッケージ もしくは 専用自社システム vs 共通オンラインシステム などの様に、あちら側とこちら側の選択を、そのメリットとデメリットを考慮しながら進めて行く事となると思います。
もちろん、何でもかんでもインターネットを使えば良いという事はなく、むしろクローズな環境で運用するべき物も多く有ると思いますし、あちら側とこちら側を上手く組み合わせる必要だってあるかと思います。

ところで、ITという市場を非常に大雑把かつ適当に区切ると

IT市場1.0 = Hardware(PCとか汎用機とか) + Software(OSとか業務ソフト) + Infrastructure(回線、場所)

だったのが、近年では

IT市場2.0 = Hardware + Software + Infrastructure + Application Service(Netを通じた提供)

に変化てはいないでしょうか。

市場規模自体も増えているが、同じ目的を達成するための選択肢が増えた事で、よりいっそう競争が増すのではないでしょうか。

さらに、Softwareもオープンソースの出現によって、開発手法に新たな思想を取り込む必要が出て来ていると思います。
だって、同じ機能をお客さんに提供するのに、
 A社=ゼロから自社開発して5000万と1ヶ月
 B社=オープンソースをベースに300万と2週間+リスク
で提供するのとで、お客さんの選択がどうなるかというと案外、リスクと安さを選択する方も多いのではないのかなと思ったりする訳です。

また、自分なりに、電気に見立てたIT市場と、その動向について、勝手に仮説を立ててみました。

創造する ≒ 発電 ≒WebSite,eコマース,ASP → 供給者の爆発的増加 市場原理による収斂
変換/整理≒ 変電 ≒PortalSite,検索Site   → 性能向上と勝ち組/負け組の明確化
卸をする ≒ 送電 ≒大手ISP,国際回線    → 既に枯れた市場で需要が増して、新技術によるブレークスルー
配る   ≒ 配電 ≒ラストワンマイル    → 競争状態から安定状態へ(市場が枯れる)
利用する ≒ 製品 ≒PC,携帯        → 家電化 勝負所は性能でなく、付加価値に

さらに今後は、Amazon等のように書籍販売情報と読者のレビューや動向といった複数の情報の素を変換/整理することで付加価値を強化にするような、複数の機能に股がったサービスが今後の主流になるかもしれませんね。

[Movie]プロデューサーズ

しばらく前に、仲間でタイフーンを見ようと思って映画館行ったら、予期していた時間と実際の上映予定が全然合わず、仕方なくプロヂューサーズを見ました。
シカゴは結構面白かったんで、ミュージカルへの抵抗はそれほど無いのですが、おすぎとピーコが絶賛していたので、あまり期待せずに見たのですが、テンポの良いストーリー展開で意外と楽しめました。
ご家族でどーぞ:-D

[Book]ダ・ヴィンチ・コード

ベストセラー&ロングセラーになってから気になりだしたのですが、なかなか読む時間がなかったのでGWに文庫版3冊買い込んで読みました。
おもしろいですね!キリシタンでなくても、十分に楽しめる小説です。
謎解きやシトーリー展開も意外性があって飽きさせられません。
映画もすごく楽しみ:-D だって、絵画や建造物など、歴史的な見所満載の予感がするもの。:-D

[Book]稼ぎ出すアイデア脳


友人から借りたお勧め本
業種を問わず、アイディアを考えるには良い参考になります。
とにかく読みやすい。さくーっと読めてしまいます。
しかも内容も広い範囲で散りばめられていて、なるべく具体的な部分を提示しようとしている著者の気遣いがありがたい。
Mixiは実は京都の老舗式営業なんだと言われるとなるほどーと少し思ってしまうそんな自分もそろそろアイデア脳に興味も持ち出しているのだろうな。会社の手元に一冊あるとうれしいかもしれない。

とりあえず、エッセンスだけメモして暇があれば眺めてみることとしようかな:-D

全部書くと怒られそうなので、メモの一部を引用:

■発想の前提
意識する
常識を疑う
〜以下省略〜

■発想の動機
目的を明確に持つ
俯瞰(1歩引いて、全体を見渡す)
〜以下省略〜

■発想の準備
1次情報重視(足で稼ぐ)
トレンド(時代性)
〜以下省略〜

■発想の実行
ビジュアル思考(光景を思い浮かべる)
〜以下省略〜

■発想を育てる
話してアイディアを育てる
〜以下省略〜

■アイディア発想のシーズ
逆転
本来と違う利用法
〜以下省略〜

[Book]ザ・ゴール


本は分厚いが、非常に読みやすいので購入してさくさくと8割迄読んだところで、他の事が忙しくなってしばらく放置していた。
落ち着いた頃にちょこちょこ読んでいたが、なんだか後半は微妙な終わり方だったな。
TOC(制約条件の理論)に関する提唱で、2001年の著書だが2005年に第33刷とベストセラー&ロングセラーなこの一冊、たしかに生産関連やサプライチェーン関連の会社には非常に役立ちそうな内容である。
ただ、適用範囲を広げたときのプロセス定義があまりにも汎用的でなかなかピントこなかった。
まだ十分理解していないからかもしれないが。8-)
ちなみに、最後の解説の数枚が一番判りやすかったのは、ちゃんと全文を読んだからなんだろうか…(汗)

キーワードとしてはこんなもんだろうか

システム改善ツールとしてのTOC
スループットの向上 + 在庫の低減 + コスト削減
ボトルネック
制約条件と統計的バラツキ
非ボトルネックとバッファの存在

あ、あと家族との時間も忘れずに8-)