人材流出企業

最近周囲の企業の内情が色々入って来るのだが、そこには残念な共通点がある。
優秀な人材が辞めていくのだ。
経営層は親子であったり、夫婦であったりするが、従業員の話を聞いていると、その経営にあたっている方々の経営に対する感覚が一致していないか、感覚そのものがズレているように感じる。
個人的にはファミリービジネスに関して大した興味は持っていなかったが、ここ最近の話を聞いていてふと疑問に思った。
沖縄は中小企業が殆どであり、その大部分はファミリービジネスであるはずだ、では中小企業の全てが人材を確保できないような状況なのだろうか?
ググって見ると、ファミリービジネスにおける従業員の満足度という論文があり、その末尾に

短期的な不満足度の緩和剤とされる 「衛生要因」 のうち、 「対人関係」 の満足度が最も高い
という意外な結果を得ることができた。 「対人関係」 が円満なファミリービジネスにおいて、 従業員はそ
の存在意義を最大限に感じることができ、 これにより、 現在はもとより将来に渡ってもファミリービジ
ネスに貢献したいというモチベーションが高まっていると言える。

という結論づけがなされていた。なるほど、確かに、人間関係は重要なファクターであると思う。
話を聞いた企業の従業員は、どちらも人間関係上の問題がある感じがする。
経営能力以上に、従業員満足度にとって重要なのは、経営者の人格であるのかもしれない。

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