[Book]パイロットフィッシュ


免許更新に行ったときにふと時間ができたので、その辺の本屋で手に取った一冊。
文庫カバーの魚の写真と文体が読みやすそうだったので選んだのだが、もともと青春小説なんて殆ど読まない私にとって、これは面白かった。
翌日仕事だというのに遅くまでよみふけてしまった。

パイロットフィッシュ=水槽の立ち上げのための最初の1匹目の魚

という事なのだそうだが、全体を通じて
 記憶
 選択
 
がキーワドとなている。
主人公は本を多く読んだ以外は特段何かがすごいと言う事はない。むしろ私たちの日頃の基準で推し量れば駄目男である。
しかし彼の周りの人々や、彼自身の人生の歩み方を読み進んで行くうち侮蔑する理由はなくなっていく。
今の幸せと将来の幸せ、そして過去の幸せについて考えさせられた一冊。

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