会議ばかりの会社も問題と言われるのですが、それは中身のない会議の話。
つぶれかけた会社を救った会議とはどんな会議なのか。
コーチングのエッセンスがふんだんに取り入れられた会議法を紹介しています。
とても良いツールなのですが、これを成功させるには強い前向きな気持ちと、とにかくつきあってくれる仲間が必要ですね。
あと、会議メンバーの利害が一致しない場合も、ちと難しいかもしれません。
(それは交渉じゃないかと思われますが、こんな会議も多分にあると思われますよね)
ページ数が少なく、しかも字が大きいので、1日でさらりと読めてしまう本です。冒頭の著者の過去については正直要らないかなと思いますが、第2章以降は楽しめます。
どっかで試してみたくなる一冊です。
エッセンスだけ引用してみると:
1。「イケル」感じのムードをつくる
2。まずは自分の経営の意識をつくる
3。会議に出るのは、呼ばれたからなのか?
4。ドリームチームをつくる
5。「どのようにすれば」のかたちに置き換えてみよう
6。タブーを破れ
7。実はキャラクター
8。いまのやり方でできる目標は、目標と呼ばない
9。期待を合意する
10。コミットメント・リストをつくる
11。人はチャレンジされたがっている
とまあ、こんな感じです。
joeyのおすすめ度:★★★★☆